プロダクトを開発するにあたり、「これあったら便利だよな、作ってみよう」と軽い気持ちで開発をし始めると、大抵の場合はうまくいきません。
単なる「あれば便利」は「無くても困らない」に限りなく近いからです。
無いと困るもの→生活必需品
あると困るもの→問題解決のタネ
あれば便利=無くても困らないに限りなく誓い
あっても無くても困らないもの
「あれば便利」程度ではなく、「あれは超便利」「無ければ困る」くらいのものでないと、成功するのは難しいでしょう。
例えば、sinkanlistは、まさしく「あれば便利」で作った結果、自分自身も「まあ別に無くても困らないなあ」と思うようになり、日常的に使うものにはなりませんでした。
しかし、「あれば便利」なものでも、続けて使い続けて貰えばチャンスはあります。
使い続けることで日常に根を張り、「無ければ困るもの」に変化するからです。
では、「あれば便利」なプロダクトをどうやって使い続けてもらうか?
・継続的なマーケティング
・他社の製品との差別化
あたりは前提で、さらに「毎日使いたい仕組みを作る」のが良いと思います。
例えばログインボーナスだとか、継続的な更新だとかですね。
ソーシャルゲームなんかはログインボーナスがあると、やる気がなくてもついログインしちゃいますよね。
また、twitterを毎日使っちゃうのって、皆が毎日使っていて、最新情報が常に更新されているからです。
ネットワーク効果で「みんなが使ってるから使う」状態が最高なんですが、そこに至るのはかなり難しいので、毎日何か新しい価値を提供する方式が良いかと思います。
コメント