LINEがオープンチャットという新サービスを一般公開しましたね。
少し触ってみたので考察してみたいと思います。
仕様
- 不特定多数の人々とチャット可能
- 部屋ごとに名前やアイコンを変更可能(半匿名)
- 検索で好きな部屋を探せる(検索不許可もできる)
- 部屋の最大人数5000人
知らない人とオープンにチャットできるので、LINEの普及率を考えるとかなり使われそうですね!
※想定外に使われすぎて、検索欄が消えたりピックアップが消えたりしているようです(2019年8月21日現在)
使ってみた感想
知らない人とのコミュニケーションは、自分が参加してても見ているだけでも楽しい
Twitterだとフォロワー同士じゃないとコミュニケーションは取りづらいですが、オープンチャットでは気軽に知らない人とコミュニケーションをとりあえるので、とても楽しいなあと感じました。人のコミュニケーションを見ているだけでも面白いです。
匿名掲示板ほど殺伐としていない点も良かったです。
人数多いと流れが早すぎて追えない
部屋の最大人数が5000人と、なかなか凄まじいですが、実際そんなに人数いらなかったように思います。
私が入った部屋で一番人数が多かったのは、3600人くらいの「オープンチャットの部屋を宣伝する部屋」でしたが、皆がバンバン発言するため、さすがに流れが早すぎて全然追えませんでした。
発言率が高い人がたくさんいる部屋だと100人でも全部追うのはキツイかもしれません。
かといって検索性も悪いので、過去の重要な発言だけ読む、といったこともできないので、そこらへんは微妙ですね。
チャットはリアルタイム性が求められるので、そうなると同時にコミュニケーションが取れる人数は限られてきます。なので、人数が多くなるなら掲示板形式等の方が便利な気がします。
通知オフにしててもバッジ通知が表示されるのがストレス
これは早急に直すべき点だと思いました。前述の宣伝部屋など、少し放置していただけで通知バッジが1000を超えてしまいました。普段のLINEの通知が埋もれてしまい、バッジ表示をなるべく消したい派の自分にとってはとても不快でした。
また、通知が多いからと部屋を退会しようとしてもアプリが落ちるなどの不具合もありました。
出会い目的やわいせつ画像投稿等の、問題がある部屋がたくさんありそう
宣伝部屋でも規約上アウトな部屋の宣伝がたくさんありました。一応取り締まりをきちんとするようなので、しばらくしたら落ち着くのではないかなあと期待したいです。
NGワードと隠語の応酬になりそうな気もしないでもないですが……。
また、ユーザー数多すぎて管理しきれないのでは?とも思います。
終わりに
LINEのメリットはリアルタイム性と使いやすさだと思っていて、デメリットは本名運用だとネットの知り合い等リアルを知らない人と使いづらい点だと思っています。アカウントが一つなので、複数のペルソナの使い分けみたいなことができないんですよね。
ネットの知り合いとLINEをするにはLINEのアカウント名をハンドルネームにするか、別の端末を使うか、開き直って本名を教えるかしかありませんでした。
しかし、オープンチャットを使えば通話はできなくともチャットについては解決されるので、そこらへんの運用は便利かもしれません。
まあTwitterのフォロー・フォロワーならグループDM、ゲーム関係ならdiscord、エンジニアならslackがあるので、現状だとそこまで不便も感じてないっちゃ感じてないんですけどね。
やっぱり知らない人と気軽にチャット出来るのが最大のメリットだと思うので、通知関連と検索性等が良くなればかなり便利で面白いものになると思います。
結構不満点もありますが、これからの発展に期待したいですね!
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